時代は令和。
できない尽くしの中
匠の孫が森井食品に参加。
市販されているフルーツオレや喫茶店でミックスジュースを飲んで
「なんか違うな」
と感じていました。
大量生産するのが難しくなった後、
高校の時以来、森井食品に関わるようになりました。
祖父が生み出した『こんなに美味しいもの』を衰退させるのは馬鹿みたいだと感じたからです。
ミックスシロップに時間を使おうと考えました。
しかし、時間という限りあるものを賭けるにはリスクがあります。
それだけの魅力がないと賭けるに値しません。
大量生産するためには、時間のかかる工程を他社に依頼したり、生産性をあげる必要があります。
しかし、そうしてしまうと味の質が落ちます。
それでは「味に妥協はできない」に反することになります。
だからこそ、業務用メインで販売していたものを一般販売し多くの方の目に留まるようにしようと考えました。
一般販売するにあたり、ただ「ミキサーを使わず牛乳で割るだけ」というだけではインパクトに欠けると思いました。